2017年3月13日月曜日

VBAとは?

これからVBAを始めるにあたって、まずはVBAが組めるようになるとどういうことが出来るのかを理解してもらいたいと思います。

まずはExcelを開き、キーボードのAltとF11のキーを同時に押してください。


すると上記のような画面が出てきたと思います。
次に自分が今開いてるブックを右クリックし、挿入、標準モジュールをクリックします。


そうすると下記のようなウィンドウが現れると思います。


このウィンドウに下記のコードを貼り付け、Excelの画面に戻ってください。
Sub セルの色づけ()
Dim x As Integer
Dim y As Integer
Dim c As Integer
c = 1
For y = 1 To 14
    For x = 1 To 4
        Cells(y, x).Interior.ColorIndex = c
        c = c + 1
    Next
Next
End Sub
Excelに戻った後、キーボードのAltとF8を同時に押すと下記のような画面が出てくると思います。


マクロのウィンドウの中に先程のコードのSubの後の「セルの色づけ」というものがあると思いますので、選択後、実行のボタンを押してみてください。


上記の様に表示されていたら成功です。
例えば上記の画像の様にセル一つ一つに全色の色を付けていこうと思うと「1つセルを選んでは塗りつぶし」を繰り返していくとかなりの時間がかかると思います。
その作業をたった12行のコードを記載し、実行する事で一瞬で出来てしまうのです。

このようにVBAでは「自分が手動でやっている作業を自動で作業してもらう為の文を書く事」で手動よりも早く作業を終わらせる事が出来るのです。
つまり、毎日1時間作業しているところをVBAを組むのに3時間かけたとしても、VBA完成後には1分で作業が終わるかもしれないのです。
VBA完成後では同じ作業をしてる人がいたとしても、VBAを作ってない人は1時間かけて作業してるのに、VBAを作った自分は1分で作業が終わります。
4日目にはVBAを組んだ人と組まなかった人では、この4日間に使った時間までもがあきらかに差が出てきますよね?
VBAを組めるようになると今まで使っていた時間が1/2にでも1/3にでもなるのです。
なので空いた時間は遊ぶもよし、もっと勉強するもよしで時間を有意義に使うことが出来るようになるのです。