2017年3月23日木曜日

VBAの書き始め【Sub】

まず前提として、VBAを実行した際、かならず上から順番に実行していくようになっています。
その為、処理の順番を間違えると結果が変わってきてしまうので注意が必要です。

ではこれからVBAを書いていく際にまず大まかなイメージとしては一つの大きい棚を用意します。
その中に次回以降出てくる変数やステートメントなどの引き出しを作ってあげる事で、VBAは一番上の引き出しから順番に引き出しを開けて中身を処理したら次の引き出しにという感じで処理をしてくれるようになるのです。

ではまずVBAの書き始めに必ず入るプロシージャというものを説明します。
プロシージャは大きく2つに分けられます。
1つ目はタイトルにもある【Subプロシージャ】、2つ目は【Functionプロシージャ】です。
他にも【Eventプロシージャ】などもありますが、まずは【Subプロシージャ】を覚えましょう。

Subプロシージャはこれから自分が作成するマクロの名前にもなります。
この名前は自分がマクロを実行する際にわかりやすい名前をつけましょう。
ただし、数字から始まる場合アンダーバー以外の記号は使うことは出来ませんが、途中や最後に数字を入れることや漢字や平仮名、カタカナは使うことが出来ます。

例)Sub Sample()
    ここに処理を記載
      End Sub

という形でSubで始まり、例ではSampleと書いてある部分に好きな名前をつけ、最後にEnd Subで終わるという流れになります。
()は変数の受け渡しの際に利用しますが、変数の受け渡しに関しては使わない場合もありますので今は空白で大丈夫です。
また変数に関しては変数宣言【Dim】に記載していますのでそこまで頑張って進んでいきましょうね。

Functionプロシージャに関しては次回のVBAの書き始め【Function】で説明します。
なので、今はSubプロシージャというもので棚を作るというところまで覚えて次の記事に進んでください。